一定期間更新がないため広告を表示しています
山カフェ「アネテ・アニヴェール」の日々あれこれ。
|
もう春シーズンは終わってしまいましたが、
先日友達と瀬戸内国際芸術祭が行われている「豊島」に行って来ました。
晴れていたけれど、吹きつける海風でなかなか寒い。
島に行く時は防風着があった方が良いかも。
それを宇野港に着いて気づく…。
宇野港でお出迎えしてくれるのは、こちら「宇野のチヌ」
良く見ると、ゴミや漂流物で構成されています。
近くで見るとムムム…と思ってしまいますが、遠目からだと分りません。
ゴミもアートになるんだなーとフェリーを待ちつつ感心。
豊島まではフェリーで40分ほど。
島に着いてさっそく家浦港近くにあるアート作品をいくつか。
レンタサイクルもレンタカーも全部貸出中という残念なお知らせを確認し、
フラフラと家浦港辺りを散策していると、
「いちご家」さんという豊島のいちごを使ったジュース、アイス、クレープ、パフェ等々を提供しているお店を偶然見つける。
腹が減っていは戦は出来ぬ。
ということで、開店準備中のお店の前で待つ。
(きっとお店の方にはプレッシャーだったでしょう。30分以上も前から待たれると…(苦笑))
たっぷりのイチゴが包まれたクレープは甘酸っぱくて美味しかったです。
友達が注文していたアイスやジュースも美味。
そうこうしていると、お昼も過ぎ…
駄目もとでレンタカー屋さんへ。
運良く午後から車を借りることができ、
返却される車待ちの時間はレンタカー屋のおじさんオススメのお店で腹ごしらえ。
島のおばちゃん達が作る海鮮丼は美味しかった^^
オススメルートを教えてもらい、
おじさんお手製の地図と共にいざ出発!
長閑な風景が広がります。
この坂の中腹に目指していた「豊島美術館」が。
とりあえず、
そこは突っ切り、おじさんルートでその先へ。
「心臓音のアーカイブ」。
世界中でとった心臓音をこの施設で聞くアート。
暗がりの中、心臓音に合わせて光る1つの電球。
友達は「夢に出てきそう…」と言って入るのを断念。
かなりの音量なので私もずっとは居られなかったなぁ。
人によって様々な心臓音。
あれ?この人不整脈?…と心配してしまう不思議なアート作品です。
で、いよいよ
豊島美術館へ。
レンタカー屋のおじさんも熱弁していた。
「とにかく、すげぇーんじゃ。水が生きとるように思うでぇ」と。
館内は入ってみてびっくり。
ゆっくり時間があればここでのんびり過ごすのもありだなと思う空間。
そうそう。
水は生きていました。
友達はターミネーターを思い出しましたが(笑)
豊島にある全てのアート作品を見ましたが、
私がオススメのアートは「ストームハウス」。
雨や稲光、雷鳴。
嵐がやって来て過ぎ去るまでの10分間を見事に再現。
ある夏の日、おばあちゃんちで出会う突発性の嵐。
ガタガタいう建てつけの悪い戸。
今にも停電しそうな電球。
…といった感じです。
こういった体験型アートは分りやすくて楽しい。
現代アートはなかなか難解なので(笑)
ここは天気の悪い日よりも、晴れた日に行ってもらいたいです。
散々嵐を体験した後、外に出た時のギャップが面白いので。
全ての作品を見終わった時には夕陽も落ちはじめ、
海がオレンジ色にキラキラ光っていました。
思い立ったのが遅かったので、
春シーズンは豊島のみ。
パスポートを買ったので、夏も秋も行く予定です。
女木島、男木島あたりに行きたい。
| Log in | RSS1.0 | Atom0.3 | (C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved. |